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【管理栄養士推奨】健康的なおやつ『5選』

「おやつを変えようと思っているんだけど、何が良いの?」

「健康的なおやつを教えてほしい」

などのお悩みはありませんか?

この記事では、健康的なおやつを5つご紹介します。

健康的なおやつ『5選』

それでは、健康的なおやつを5つご紹介します。

小魚

出典:amazon.co.jp

小魚には不足しがちな栄養素や、しっかりと摂りたい栄養素が豊富に含まれています。

その中でも、特にカルシウムが摂れる点が魅力的です。

カルシウムは、乳製品や小魚などに多く含まれていますが、なかなか必要量を満たすことが難しく、

男女全年代で不足しがちな栄養素です。

小魚(かたくちいわし・煮干し)には、カルシウムが2200mg/100gも入っています。

1日10gの小魚を食べるとしても、220mg(1日に必要な量の約1/3)ものカルシウムを摂ることができます。

その他にも、たんぱく質・低脂質・n-3系脂肪酸・カリウム・マグネシウム・鉄・ビタミンDなどなどたくさんの体に嬉しい栄養素が含まれています。

また、乾燥品のため賞味期限が長く持つことも嬉しいですね。

甘味は感じられませんが、空腹感を満たすためであれば最もお勧めしたいおやつです。

ナッツ類

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ナッツには良質な脂質・ビタミンE・食物繊維が豊富に含まれていることが特徴です。

ビタミンEの抗酸化作用により、動脈硬化予防が期待できることや、

良質な脂質により、悪玉コレステロール値の改善が期待できます。

そのほかのビタミン・ミネラルもやや含まれており、健康的なおやつであるといえます。

ナッツについては以下の記事でも詳しくまとめていますので、興味がある方はぜひご覧ください。

【健康的な間食に】ナッツの栄養と種類ごとに期待できる効果について

高カカオチョコレート

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高カカオチョコレートには、たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルに関しては、特に優れている点はありませんが、

高カカオチョコレートには、カカオポリフェノールテオブロミンなどの健康に良いとされる成分が含まれています。

特にカカオポリフェノールには、認知機能や集中力を高める効果や血圧低下作用、動脈硬化予防などに期待することができます。

これらの効果を得るには、1日3~5個の摂取など決まりはありますが、難しくなく手軽に取り入れられる食品です。

高カカオチョコレートの認知機能への効果に関しては、以下の記事でもまとめています。興味がある方はご覧ください。

【記憶や学習能力に】高カカオチョコレートの成分と効能、1日何個食べればいい?

ヨーグルト(無糖)

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ヨーグルトには、カルシウム乳酸菌が豊富に含まれています。

カルシウムは、小魚のときもお話ししたように、必要量を満たせていない人が多いため、積極的に摂ったほうがいい栄養素です。

また、乳酸菌を摂ることにより、整腸作用を得られる可能性があり、腸活に役立ちます。

腸は第二の脳とも言われており、腸が健康だと様々な不調を解決してくれることにもつながります。

整腸作用を得られるようにするために、無糖のヨーグルトにオリゴ糖シロップをかけて食べると良いでしょう。

栄養補助食品

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最後におすすめするのが、栄養補助食品です。

栄養補助食品とは高齢者や病者などで、十分に栄養を摂れない人向きの食品なのですが、

そのため栄養が豊富に入っていることが特徴です。

普通のアイスを食べるのではなく、メイバランスのアイスを食べたり、

普通のゼリーを食べるのではなく、食物繊維強化のゼリーを食べるなど、

栄養不足を補う目的での栄養補助食品の活用がおすすめです。

もちろん無作為に栄養を摂ればいいわけではないですし、栄養素の過剰摂取を推奨しているわけではありませんが、

普通のアイスクリームを食べるより、栄養補助食品のアイスクリームの方が罪悪感が少ないですし、

普通のゼリーを食べるより、食物繊維強化のゼリーを食べた方がいくつかの健康効果を得られる可能性があります。

今まで食べたことが無い人こそ、栄養補助食品を試してみてはいかがでしょうか。

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健康的なおやつも食べすぎは厳禁

上記の食品は、健康的でおすすめですが、

食べすぎは厳禁です。

食べすぎてしまうことで、栄養過多になる可能性が高いため、おやつは1日200kcalまでにするようにしましょう。

また、小魚だけ。ナッツだけ。など偏りが無いように、おやつも食事もさまざまな食材を食べるようにしましょう。

まとめ

健康的なおやつについてご紹介しました。

小魚・ナッツ・高カカオチョコレート・ヨーグルト・栄養補助食品など

健康的なおやつもありますが、健康的であっても適量を守ってください。

また、毎日このおやつでなくて、たまにでも構いません。

少しずつ生活習慣を健康なものに変えられるように頑張りましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。



参考

日本食品標準成分表(八訂)増補2023年(文部科学省)