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【ダメなものは無い】糖尿病の食事で控えた方が良いもの

「糖尿病で食べてはいけないものって何?」

「糖尿病だと好きなものも食べられないの?」

などの疑問はありませんか?

この記事では、糖尿病の食事で控えた方が良いものについてお話しします。

糖尿病の食事で控えた方が良いもの

糖尿病の方でも、健常者の方と同じ食材を食べることは可能です。

しかし、量やタイミングなど注意すべきことがありますので、それについてお話しします。

ジュース(甘い飲み物)

ジュース(甘い飲み物)は口にするたびに血糖値が上昇してしまうため、

ベストな血糖値を維持できずに、血糖コントロールが悪くなってしまします。

そのため、糖尿病の方は甘い飲み物は控えるようにしましょう。

どうしても飲みたい場合は、1日コップ1杯まで、かつ食事と一緒に30分以内に飲み切るようにしてください。

ペットボトル(500ml)を数時間かけて、ちょびちょび飲む飲み方はやめましょう。

間食(甘い物)

間食で甘い物を食べると、血糖値が上昇してしまいます。

食事をするたびに血糖値が上昇する波が起こるのですが、

間食で甘い物を食べると、さらに血糖上昇の波が起こってしまいます。

そうすると、血糖値が高いままで推移してしまい、血糖コントロールが悪くなってしまいます。

甘いスイーツ・お菓子を食べたい場合は食事と一緒のタイミングで食べるようにして、血糖値上昇の波は1日3回(3食)までに抑えるようにしましょう。

また、完食をやめられない方は、ナッツや小魚などの血糖値の上がりにくい間食に置き換えましょう。

菓子パン

菓子パンは糖質が多く、血糖値を上げやすい食品のため、

同じパン類でも食パンや総菜パンを選ぶようにしましょう。

また、菓子パンはデザート、おやつとして捉えるようにしましょう。

糖質の多すぎる食事

糖質の多すぎる食事は血糖値を大きく上昇させてしまいます。

ご飯・麺・パンなどの主食類は1人前にして、大盛りは控えましょう。

また、イモ類、かぼちゃ、トウモロコシ、果物、砂糖類などにも糖質は含まれています。

そのような糖質の多い食材は食べすぎないように心がけ、他の栄養素(たんぱく質・脂質)もバランスよく摂るようにしましょう。

食物繊維の少ない食事

食物繊維は食後高血糖を抑えてくれる作用があります。

食物繊維の少ない食事を取っていると、血糖値が上がりやすくなってしまうため、

食物繊維の多い野菜・海藻・キノコ・未精製穀類などをしっかり摂るようにして、

食後血糖値を上げにくくするように工夫しましょう。

不規則な食生活

不規則な食生活は血糖コントロールを悪くします。

朝・昼・晩の食事のタイミングはできるだけ揃えるようにして、

夜は21時までに食事を終えるようにしましょう。

また、1食の食事量に差があると、血糖コントロールも悪くなるため、

1食の食事量は均等になるように整えましょう。

早食い

早食いは食後高血糖をきたしやすい行動です。

食事は20~30分かけるようにして、早食いは控えるようにしましょう。

早食い防止の方法については以下の記事でまとめていますので、興味がありましたら是非ご覧ください。

早食い防止のメリットや方法について【管理栄養士解説】

味付けの濃い物

糖尿病の方は、高血圧になりやすいといわれています。

また、高血圧を引き起こすことで、糖尿病の合併症のリスクを高めてしまうことから、

高血圧にならないように心がける必要があります。

そのため、味付けの濃い物は避け、塩分は1日6g未満に抑えるようにしましょう。

まとめ

これらが糖尿病の食事で控えた方がいいものです。

甘い食べ物や主食の大盛りが絶対にダメというわけではありませんが、

それをすることによって、血糖値が大きく上昇してしまいます。

それを防ぐためにも、食物繊維の多い食材と一緒に摂ることや、

不規則な食生活を改善して、食事のタイミングを整えることなどが大切です。

また、糖尿病になってしまった方は、原因を改善することが大切です。

甘い食べ物や主食の大盛りなどは、やめるに越したことはないことは事実です。

糖尿病だからといって、すべてを制限するのではなく、

糖尿病と一緒に生きていく道を探して、楽しい人生を送れるようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。