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飲料タイプの栄養補助食品のメリット・デメリット

高齢者や病者などで、通常の食事だけでは必要な栄養素を摂れない場合に、
栄養素の摂取を補助する目的で使用される栄養補助食品

そんな栄養補助食品には、

飲料タイプ(ドリンクタイプ)の商品と
ゼリータイプの商品があります。

「どっちの商品を選べばいいの?」
「おすすめの補食は?」

など気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、飲料タイプの栄養補助食品のメリット・デメリットなどを紹介します。

飲料タイプの栄養補助食品のメリット

飲料タイプのメリットを3つご紹介します。

① 手軽

飲料タイプの商品は、ストローで飲むものや、キャップを開けてそのまま飲むものなどが多いです。

ゼリータイプの商品は、スプーンが必要になりますが、
飲むタイプの商品は、何も用意せずに手軽に飲むことができます。

食欲のない方でも、「今なら飲めるかも」と思い立ったその瞬間に飲めるのは良いですね。

いつでもどこでも飲めるため、
何かの作業をしながら飲むこともできますし、
外出先でも飲むことができます。

また、震災時など食器が使えない時にも飲めるためとても便利です。

② 水分も同時に摂れる

特に高齢者では喉の渇きを感じにくくなっています。

そのため、水分の摂取が十分に行えず脱水症になるケースもあります。

ゼリータイプの商品に比べると、水分が多く入っているため、
栄養素と共に水分も同時に摂ることができ、支援者の立場からみても安心できます。

③ 美味しい

あくまで個人的な感想なのですが、飲料タイプの方が美味しく感じます。

例えば、記事後方で紹介している「メイバランスmini」ですが、個人的にはかなり好きです。(たまに飲みます)
ただ、同じメイバランスでも、メイバランスカップゼリーという商品は全然美味しくなかったです。

あと、これも記事後方で紹介している「CP10」ですが、
ゼリータイプの商品よりドリンクタイプの方が鉄っぽさが少ない感じがして飲みやすいです。

あくまで、個人的な意見です。
栄養補助食品は多数販売されているので、飲み比べてみるのも良いですね。

美味しくないのもありますのでね。笑

飲料タイプの栄養補助食品のデメリット

飲料タイプのデメリットを2つ紹介します。

① ストローで吸う能力が必要

高齢者では注意すべきポイントです。

飲料タイプの商品はそのまま飲もうとすると、「吸いこむ」必要があります。
また、栄養補助食品の中には少しとろみがついている商品もあるため、さらさらの液体に比べるとより吸う力が必要になります。

ストローで液体を吸う力が弱っている方は、無理に飲ませてしまうと誤嚥に繋がります。
そのため、手間ではありますが一度コップにあけて飲むようにしましょう。

② 嚥下能力が必要

こちらも高齢者では注意すべきポイントです。

液体はゼリーに比べると、誤嚥するリスクが高いです。

嚥下能力が低下している方は、ゼリータイプのものが断然おすすめです!

飲料タイプの栄養補助食品の選び方

栄養補助食品は多種類あるため、自分に合うものを選ぶようにしましょう。

飲む目的に合わせよう

なぜ栄養補助食品が必要なのですか?目的に合わせて選びましょう。

以下のような方はエネルギー補給のための栄養補助食品を選びましょう。
・食欲が低下している
・体重が減少してしまった
・栄養状態が悪い

以下のような方はたんぱく質補給のための栄養補助食品を選びましょう。
・リハビリをしている
・栄養状態が悪い

以下のような方はビタミン・ミネラル補給のための栄養補助食品を選びましょう。
・鉄を摂りたい
・ビタミンを摂りたい

飲むタイミングに合わせよう

食事と一緒に飲むのであれば、その食事に合う味の物を選びましょう。

また、間食・おやつとして飲むのであれば、甘い味付けの物をスイーツ感覚で選んでみてはいかがですか?

能力に合わせよう

飲料タイプの中にも、
サラサラの物、とろみがある物、ゼリー状の物などがあります。

嚥下能力や吸引力に合わせて選びましょう。

好きな味を探そう

栄養補助食品の味は独特な味です。

中には苦手な人もいると思います。

しかし、栄養補助食品といっても様々な種類の商品がありますので、自分の好きな味を探してみてください。

(病院で管理栄養士をしているときは、メイバランスminiのコーンポタージュ味しか飲みたくない!という方もいました。)

購入できる場所で選ぼう

購入できる場所は、ドラックストアネットショップなどがあります。

ネットショップではケース単位(12個、24個など)で売られているものが多いですが、
ドラックストアでは1個単位で販売されているため、お試しの場合はドラックストアで買ってみるのも良いのではないでしょうか。

おすすめの栄養補助食品

エネルギー補給

エネルギー補給の栄養補助食品はかなりの数がありますが、厳選して4つご紹介します。

また以下の4つは、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルの五大栄養素が配合されているため、バランスよく栄養素を摂取できる点が優れています。

明治メイバランスミルクテイストシリーズ

(出典:amazon.co.jp)

明治メイバランスは特別用途食品の
【病者用食品(許可基準型)総合栄養食品】として、
「明治メイバランス」は、食事として摂取すべき栄養素がバランスよく含まれている総合栄養食品です。通常の食事で十分な栄養を摂ることができない方や低栄養の方の栄養補給に適しています。※1

と、表示することが消費者庁に許可された食品で、信頼性があります。

明治メイバランスは、1本125mlで200kcalものエネルギーを摂ることができます。

種類が豊富でこのシリーズのものは7種類の味があります。
さらに、総合栄養食品の表示許可は無いですが、ブリックタイプの商品も8種類あります。

アイソカル100

(出典:amazon.co.jp)

アイソカル100は、1本100mlで200kcalものエネルギーを摂ることができます。

他の商品より容量が小さく、飲み切る負担が少ないことが魅力的です。
食欲が低下している場合に活用したいですね。

こちらも種類が豊富で、9種類の味があります。

懸念点は、ストローがプラスチックではなく、紙タイプなので、テクスチャーが嫌いです(個人的に)。

エンジョイクリミール

(出典:amazon.co.jp)

エンジョイクリミールは、1本125mlで200kcalものエネルギーを摂ることができます。

また、シールド乳酸菌が入っているのが特徴です。
乳酸菌は整腸作用が期待できます。

こちらも種類が豊富で、8種類の味があります。

テルミールミニSoup(スープ)

テルミールミニSoup(スープ)は、1本125mlで200kcalものエネルギーを摂ることができます。

これは3種類の味しかないのですが、[トマトスープ味、クリームシチュー味、和風鰹だし味]と甘くない味付けが特徴的です。

食事と一緒に食べても合うのが良いですね。

一応テルミールシリーズには、甘い味の商品も6種類あります。

たんぱく質補給

他の栄養補助食品と比べると、たんぱく質の比率が多かったりアミノ酸などが入っているものなどがあります。
2つご紹介します。

リハたいむゼリー

(出典:amazon.co.jp)

リハたいむゼリーはたんぱく質が10gも入っています。

また、脂質0g、炭水化物15gで総エネルギー100kcalのため、無駄にエネルギーを摂らずに済みます。

水分もしっかり入っているため、リハビリなどで体を動かしたあとに飲むのが良いですね。

ブイ・クレスCP10

(出典:amazon.co.jp)

ブイ・クレスCP10(シーピーテン)ミックスフルーツは特別用途食品の
【病者用食品(個別評価型)】として、
本品は褥瘡を有する方の食事療法として使用できる食品です。※1

と、表示することが消費者庁に許可された食品で、褥瘡の食事療法に使用できる商品です。

1本で、たんぱく質が12gも入っています。

また、ビタミンがC500mgも入っています。

ビタミン・ミネラル補給

ビタミン・ミネラル補給は、美容に関心がある方などにおすすめです。
2つご紹介します。

ブイ・クレスCP10

先程も紹介しましたが、ビタミン・ミネラルも入っています。

ただし、ビタミンK、マンガン、銅、クロム、ヨウ素、モリブデンは入っていませんので注意が必要です。

くだものの栄養+Fiber

(出典:amazon.co.jp)

ビタミン・ミネラルが入っているのに加えて、
食物繊維、オリゴ糖、シールド乳酸菌などが入っているため、整腸作用が期待できます。

また、栄養機能食品として「鉄」の表記がされているため、鉄を摂りたい方におすすめです。

ただし、ヨウ素、モリブデン、ビタミンK、ビオチンは入っていません。ご注意ください。

まとめ

「食欲が無くて食事を十分に食べられない」「栄養状態や体重が低下している」方などは、飲料タイプの栄養補助食品を食事に取り入れると栄養バランスを整えやすくなります。

しかし、1食のメインを栄養補助食品へ置き換えてしまうと、かえって健康を損なってしまう可能性があります。飲む目的やタイミングを考慮して、無理なく取り入れることが大切です。

様々な種類があり、その方に適している栄養補助食品があります。
この補食ナビでも、様々な視点で記事を書いていきますので、補食選びの際には他の記事も参考にしてみてください。

栄養補助食品はあくまでも「補食」ですので、
食べすぎないようにしてください。




医師・栄養士の指導を受けている方は、指導に基づいて使用されることを推奨します。
また、栄養補助食品の多量摂取により、健康が増進するものではありません。
食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、バランスの良い食事を心がけましょう。

参考
※1「特別用途食品 許可品目一覧(消費者庁)」