「野菜を食べるなら、何が一番いいの?」
「ビタミン豊富な野菜はどれ?」
などの疑問はありませんか?
この記事では、栄養素(ビタミン)含有量が多い野菜をランキング形式で紹介しています。
算出方法
食品成分表2023に載っている野菜の中で、
・スーパーで買えそうなもの
・小さすぎないもの(パセリなどは除外)
・見たことがあるもの(ナズナなどは除外)
・一般的に食べられている部位(大根の葉などは除外)
・「生」の値(茹で、焼きなどは除外)
・可食部100g当たり
以上の条件の中から、ビタミン各項目において含有量10位の野菜まで選定し、
1位には10点、2位には9点、・・・10位には1点と点数付けし、
ビタミン11種の合計点数の高い順にランキングとしました。
※あくまで個人基準での判定です。その点はご承知おきください。
また、ビタミンDとビタミンB12に関しては、含有量がほぼ0でしたので除外しました。
第10位 えだまめ
枝豆には、葉酸・ビオチンが豊富に含まれています。
枝豆はお酒のおつまみとしても好まれており、塩茹でするだけで簡単に食べられることが魅力で、
気づいたら1皿分完食してしまうこともある食べやすい野菜です。
栄養価が高いと分かれば、積極的に食べたいですね。
第10位 グリンピース
グリンピースには、ビタミンB1・ナイアシンが豊富に含まれています。
グリンピースは単品で食べることはほぼ無いため、多くの量を食べることは難しいと思います。
しかし、ミックスベジタブル(グリンピース、人参、コーン)のサラダなどで献立に取り入れやすい食材でもあります。
第7位 芽キャベツ
芽キャベツには、ビタミンB1・葉酸・ビタミンCが豊富に含まれています。
芽キャベツと言ったら、静岡というイメージでその他に出回っているか微妙でしたが、食べたことがあったのでランクインしました。
個人的に味は好みではありませんが、レンチンするだけで添え野菜、色味として活用できる点が良いですね。
第7位 赤パプリカ
赤パプリカには、ビタミンE・ビタミンB6・ビタミンCが豊富に含まれています。
野菜の中ではビタミンCの含有量が断トツ多く含まれていました。
レタスなどの野菜と一緒にサラダとして生のまま食べられることができる食材で、献立にも組み込みやすく良いですね。
ビタミンEとCには抗酸化作用も期待できるため、美容に関心が高い方におすすめです。
第7位 明日葉
明日葉には、ビタミンA・ビタミンKが豊富に含まれており、その他の栄養素もやや多めに含まれています。
明日葉はいろいろなビタミンを含んでいて、すごくいい野菜ですが、スーパーで見かける機会は少ないですね。
ただスーパーでも売っている食材ですので、是非見かけたら買って天ぷらや胡麻和えなどで食べてみてはいかがですか?
第6位 豆苗
豆苗には、ビタミンE・ビタミンB1が豊富に含まれており、その他の栄養もやや多めに含まれています。
豆苗は一度買えば、2~3回復活させて食べることができる節約野菜でもあります。
ビタミンも多く含まれており、一人暮らしの学生や貯金を頑張りたい人におすすめです。
第5位 しそ
しそには、ビタミンA・ビタミンK・ビタミンB2・パントテン酸が豊富に含まれています。
しそは、小さい野菜として外すべきか悩みました。
ただ個人的にしその天ぷらが好きで、しその天ぷらなら5個くらい食べられるし、薬味として大量に使うレシピもあるのでランクインさせました。
すべてのビタミンを多く含んでいるというよりは、特定のビタミンを豊富に含んでいるため、他の野菜と組み合わせて食べるようにすると良いでしょう。
第4位 ブロッコリー
ブロッコリーには、葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンCが豊富に含まれており、
その他の栄養素もやや多めに含まれています。
さすが「野菜の王様」と呼ばれているだけはあります。
得点の付かなかったビタミンも他の野菜程度には含まれていますし、たんぱく質も多めの野菜ですし、
スーパーに必ず置いてあるし、茹でて食べれば100gも余裕に食べられることを考慮すると実質1位。王様ですね。
第3位 よもぎ
よもぎには、ビタミンA・ビタミンK・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシンが豊富に含まれており、
その他の栄養素もやや多めに含まれています。
スーパーにあるかどうかは微妙ですが、繁殖力が強くそこらへんに生えてますよね。笑
(そこらへんに生えているのを食べろ、という意味ではないです。家庭菜園もできますねというニュアンスです。)
祖父母の家の畑にも知らないうちに生えてきて、よもぎ団子や天ぷらなどにして食べています。
第2位 唐辛子
唐辛子には、ビタミンA・ビタミンE・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・パントテン酸・ビタミンCが豊富に含まれています。
小さいし、単品で食べないし、100gも食べないし、除外しようか迷ったんですが、
テレビ番組でお玉一杯の唐辛子粉末を入れた激辛料理が紹介されていたりもするので、50gほどを食べる機会もあるのかなと思い、ランクインさせました。
栄養素は素晴らしかったので、ぜひ辛味の少ない唐辛子を品種改良にて作り出してもらいたいですね。
※ただ、ししとうはここまで栄養豊富ではありませんでした。
第1位 モロヘイヤ
モロヘイヤには、ビタミンA・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB2・葉酸・パントテン酸・ビオチンが豊富に含まれており、
その他の栄養素もやや多めに含まれています。
モロヘイヤの栄養の豊富さはレベルが違います。
点数で見ても、野菜の王様ブロッコリー「39点」に対し、モロヘイヤは「74点」と倍近い点数です。
ただ、スーパーであまり見かけない、苦い、臭いが独特、収穫期を過ぎた茎や完熟した種子に毒があるという点が難点ですね。
栄養価は高いだけに、唐辛子同様美味しく安全な品種に改良してほしいですね。
結論
「昔のきゅうりはマズくて食べられたものではなかったが、品種改良して食べやすくなった。」というのは有名ですよね。
ただ、、、
きゅうりなんてどうでもええねん!!(どうでもよくは無いけど、、)
モロヘイヤの品種改良が先やろがい!!
辛くない栄養満点唐辛子作るのが先やろがい!!
なに、きゅうりに時間費やしとんねん。
1~3位は普段使いしにくい。よって4位のブロッコリーが野菜の王様!
ブロッコリーが実質1位。
とはいえ、モロヘイヤだけでも栄養素すべては摂れませんし、ブロッコリーだけでも栄養素すべては摂れません。
いろいろな野菜を食べるようにすることが大切です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ビタミンに関して、詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ビタミン13種類の働きと主な食品一覧参考